第8話「決死のヤマト!!反射衛星砲撃破せよ!!」の感想・レビュー

宇宙戦艦ヤマト 第8話「決死のヤマト!!反射衛星砲撃破せよ!!」

第8話「決死のヤマト!!反射衛星砲撃破せよ!!」は古代進達の活躍で反射衛星砲を破壊するお話。冥王星のガミラス前線基地は全滅に追い込まれていました。

冥王星のヤマト

冥王星の海に沈んだヤマトは水深300メートルの海底に着きます。そこでヤマトは右舷貯水タンク排水して艦体の上下を逆さまにして死んだフリをします。ブリッジクルーは下部第三艦橋に移動していたんだけど、ここって逆さまなのかな?ヤマトが上下逆さまなのにここは上下が普通だったから。上下の関係ない宇宙空間用の戦艦だから上下逆さまの艦橋があっても良いと思うけど、一言くらい説明が欲しいかも...。

お腹を上にして寝ているヤマトの姿を見たガミラスは潜水艇を出してヤマトにトドメを刺しに向かいます。このガミラスの動きを捉えたヤマトは古代進を中心に特別攻撃隊を編成。敵の砲撃基地の破壊に向かわせました。

古代進達特別攻撃部隊は探査艇で発進します。一方、ヤマトは艦のガミラスの潜水艇が近くまで迫って来たところで死んだフリを止め、艦体の上下を戻してミサイル攻撃を開始。両者ミサイルの打ち合いになり、ヤマトは敵の潜水艇を順調に撃墜していたけど、戦闘の中で被弾して酸素供給機を損傷していました。この酸素供給機の損傷によりヤマトは長時間の潜水が出来なくなり、ヤマトは8時間以内に敵の砲撃基地の破壊を完了する必要が出て来ました。もし、8時間以内に敵の砲撃基地を破壊する事が無理な場合は、最後に捨て身の攻撃に出る覚悟もあったみたいです。

地上に出た古代達特別攻撃部隊は、反射衛星砲がヤマトの探知機に反応しなかった事から地上には露出していないと推測して、排気塔を探す事にします。でも、どこを探して良いのか全く分からない状態でした。

そこで、ヤマトが囮になる事に。沖田十三艦長はガミラスの光線砲の位置を掴むために再び光線砲を撃たせようと海面に浮上。ガミラスは沖田十三艦長の読み通りに反射衛星砲を発射しようとします。ヤマトは反射衛星砲発射前に反射板が開いたのを確認してから潜水を開始...直ぐ後に反射衛星砲が発射されるけど、光線が反射を繰り返してヤマトのいる場所に辿り着いた時にはヤマトは既に海の中に姿を隠していました。絶大な威力の反射衛星砲も海の中の敵には無力みたい。

ヤマトは直ぐに反射衛星砲の位置を確認。「AF3-102」と判明します。ヤマトは水中ミサイルを使って反射衛星砲のある基地一体に攻撃を始めます。特別攻撃部隊はヤマトのミサイルが狙っている地帯、反射衛星砲の基地のある場所へと向かいます。そして目標地点に到着。残り時間は後3時間になっていました。

古代進達特別攻撃部隊は目標地点に到着したけど...排気塔は見えず。もう一度ガミラスに反射衛星砲を撃たせようとヤマトに連絡を入れます。ヤマトはガミラスの戦闘艇による爆雷投下に晒されている中、海面へと再浮上。そしてガミラスは浮上したヤマトに向けて反射衛星砲を発射します。ヤマトが囮になってくれたお陰で古代達は反射衛星砲が氷に隠されている事と排気塔の位置を確認。役目を終えたヤマトは被弾を避けるために潜水していました。

古代進達は排気塔から基地内に潜入します。そして排気塔内でアナライザーを使って側壁を切断、機関室へと入り込みます。機関室から進み、広い空間の部屋に出たところでは床に罠が仕掛けてあったけど、アナライザーの腕のワイヤーを使って床に触れないようにして更に先へと進みます。でも、反射衛星砲の手前の通路に電気(?)の壁が仕掛けてあって...先行した隊員1名が死亡。残った隊員はアナライザーを電気の壁に割り込ませて作った隙間から先へと進み、反射衛星砲本体がある場所まで辿り着いてました。

反射衛星砲の前まで来た古代進達は反射衛星砲を守るガミラス兵と銃撃戦になり、隊員1名が死亡するも敵兵を取り除く事に成功。古代進達は反射衛星砲に爆弾をセットして引き上げていました。

一方、ヤマトはタイムリミットを向かえ、波動エンジンを始動...海面に浮上します。浮上したヤマトに対してガミラスは反射衛星砲を発射。ヤマトが反射板を見て光線を回避している事に気が付いて、今度は使う反射板を変えて発射していました。

反射板を変えた反射衛星砲の光線はヤマトを捉えます。そしてヤマトは艦尾を大破...。後に引く事の出来ないヤマトは当初の作戦通りガミラス基地に特攻を試みようとします。でも、その時、古代進達の部隊が反射衛星砲に仕掛けた爆弾が爆発...ヤマトが特攻を仕掛ける前に反射衛星砲の破壊に成功していました。

反射衛星砲の爆発は物凄い大爆発で、その爆発によって大きな洪水が起こります。洪水はガミラスの基地を襲い、ガミラスの基地は押し寄せた大量の水に飲み込まれていました。ガミラス星人達は冥王星の前線基地を捨てて脱出。これで地球に遊星爆弾が降り注ぐ事はなくなったみたい。

人類滅亡まであと354日です。

冥王星のガミラス前線基地

反射衛星砲の爆発による洪水で冥王星の前線基地は全滅していました。シュルツやガンツ以下のガミラス星人は沈む前の基地から辛うじて脱出するけど、デスラー総統は彼らのガミラス星への帰還を許さず、戦って死ねと言っていました...。厳しいですね。

デスラー総統

デスラー総統は地球人を絶滅した後に地球に移り住もうと考えていたみたい。

アナライザー

アナライザーは指先で排気塔内の外壁を切断したり、古代進達が罠の仕掛けてある床を通らなくて済むように腕を伸ばしてワイヤーを張ったり、通路のビリビリする仕掛けを身体毎遮断したり、今回は大活躍でした。

冥王星の環境

古代進達は火星、タイタンに続いて冥王星でも軽装で出歩いていました。「薄い服」と「隙間だらけのヘルメット」で...。

それに...冥王星は重力も地球よりもかなり小さいはずなのに地球にいる時と同じような動きを見せていました。

冥王星の現住生物

冥王星には液体が生命になったような生物がいました。古代進達は殺さないように催眠ガスで眠らせていたけど...地球の生物とある程度は同じ仕組みなのかな?それとも冥王星の生物用の催眠ガスだったのかな?

探査艇

ヤマトから特別攻撃部隊が乗って発進した探査艇は水陸両用でした。地上では6輪車に変形します。

反射衛星砲

反射衛星砲は氷の下にあったためヤマトの探知機に反応しなかったようです。やっぱり敵に見つからないために水の下に隠してあったと言う事みたい。

反射衛星砲はヤマトの波動砲(オーストラリアほどの大きさの大陸を一撃で吹き飛ばす)よりも威力があるって言ってたけど、どう見ても波動砲ほどの威力はない気がします。前回も今回もヤマトに直撃させているのにもかかわらず致命的な損傷を与える事が出来ないでいました...。

古代進達特別攻撃部隊の活躍で破壊されていたけど、破壊された時に起こった爆発は冥王星の地表に大規模な洪水を起こすほどの物凄い大爆発でした。基地毎だったからなのかな?それとも冥王星の重力が小さいから洪水が大きくなったのかな?

オープニング

前奏の前に変な音が入るようになっていました。姫としては余計な事をしているような気がします...。第4話~第7話のままで良いと思う...。

TOPへ