第14話「銀河の試練!!西暦2200年の発進!!」の感想・レビュー

宇宙戦艦ヤマト 第14話「銀河の試練!!西暦2200年の発進!!」

第14話「銀河の試練!!西暦2200年の発進!!」はヤマトがオクトパス原始星団を抜けて銀河の外へと出るお話。

立ちふさがるオクトパス原始星団

ヤマトは銀河の出口、オクトパス原始星団で20日も足止めされていました。運行予定では既にイスカンダル星との中間地点であるバラン星に到着していなければならないのに、それと比べると現在のヤマトの位置は60日送れのようです。

島大介の感では現在のヤマトの位置からそう遠くないところにオクトパス星団から外宇宙へと突き抜ける海峡(空洞)があるらしいです。オクトパス星団の回りには何があるか分からなくて危険な大暗黒星雲があって、その迂回には40日を要するみたいで、迂回するよりも宇宙の嵐が収まるのを待って海峡を抜けた方が早く、ヤマトは嵐がいつ収まるか分からない中で嵐が収まるのを待っている状態でした。

その嵐はしばらくして止み、ヤマトの前にはガミラス艦が姿を現します。ヤマトは無用な戦いを避けるために動きを止め水流の下に入り込んで敵艦をやり過ごしていました。そしてヤマトではこの敵艦が海峡から来たと推測して、古代進の宇宙零戦を調査のために発進させます。ヤマトから宇宙零戦で発進した古代進は直ぐに海峡らしき空洞を発見していました。

古代進の宇宙零戦はそのまま海峡に突入し、海峡を確認した後、帰艦します。でも、古代進はちゃんと調査をしていなかったみたい...その事で島大介と揉めて、その後、殴り合いのケンカになっていました。

ヤマトは古代進の調査不足が心配だったけど、海峡を進む事を決断して海峡へと向けて全速前進します。でも、海峡を進んでいる中で再び嵐が始まり、舵を握る島大介は嵐によって重たくなった舵に悪戦苦闘...。その島大介を見た古代進は島大介の手伝い入ります。そして2人で協力して重たい舵を操り、無事にオクトパス星団を突破。さっきまではケンカしていた古代進と島大介だったけど仲直りして喜んでいました。

銀河系から外宇宙へと飛び出したヤマト。年は変わり西暦2200年になっていました。地球の滅亡まであと280日です。

オクトパス原始星団

オクトパス原始星団は8個の半凝固体(星として固まりつつある若い原始の星)が集まった星団で、8個の半凝固体の1つ1つは相互に激しい水の流れを生み、原始雲放射線帯で結び合い、その大きな流れが星団の間を猛烈な力で渦巻いているらしいです。更にその外側は大暗黒星雲に包まれて一切を闇の中に押し込めてしまっているそうです...。良く分からないけど...とにかく銀河の大難所の1つと言われていました。

ヤマト運行スケジュール

地球防衛司令部ヤマト計画本部が作ったヤマト航行スケジュールによると...ヤマトの地球出発は2199年10月9日、その後、太陽系を10日で突破、銀河系を脱出するまでにもう10日、航路の中間となる惑星バランには更に45日で到達、そして惑星バラン到達から45日で大マゼラン星雲のイスカンダルに到着する予定のようでした。

更に放射能除去装置受け取りのためにイスカンダル滞在日数を30日、戦闘その他のアクシデントに対する余分な日数を30日、イスカンダルから地球までの帰路を100日用意していて、地球出発から270日目には地球に帰還する予定のようです。でも、予定通りに事が進んでも放射能による地球滅亡まであと92日しかないみたい...。92日で放射能を取り除けるかどうかが問題なのかな...。

古代進と島大介

将棋の決着が有耶無耶になったからか、ヤマトの航海が難航しているからか、古代進と島大介は仲違いをし、時には激しく殴り合っていました。でも、2人でオクトパス星団を突破した後にはすっかり仲直り。基本的には仲良しの2人みたいです。

モチつき

お正月を迎えると言う事で森雪は沖田十三艦長にモチつきを提案したけど、ヤマトの食糧保有量は2ヶ月分しかなく、外宇宙に出てもいつ食料の補給が出来るかが分からないと言う事で最初は許可を得られませんでした。でも、海峡が見つかった後、海峡突破する事を前提にモチつきの許可が下り、その後、ヤマトは無事に海峡を突破。モチつきをしている場面は出てなかったけど、きっと、ヤマト艦内ではモチつきが行われたんだと思います。西暦2200年になっても日本人はお正月にはオモチなんですね~。

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