第4話「脅威の世界!!光を飛び越えたヤマト!!」の感想・レビュー

宇宙戦艦ヤマト 第4話「脅威の世界!!光を飛び越えたヤマト!!」

第4話「脅威の世界!!光を飛び越えたヤマト!!」は月と火星の間からワープ航法のテストを行うお話。

ヤマトの旅立ち

ヤマトは地球を飛び立っていました。そしてイスカンダルへと向けて旅立つ前に波動エンジン超光速テスト...ワープのテストを行うみたい。

一年以内に距離29万6千光年の旅を成し遂げるのは光と同じ速度でも不可能な事で、そのためにはワープ航法がなんとしても必要になるみたいでした。

29万6千光年は光の速度で29万6千年かかる距離の事だから、仮にヤマトが「ほとんど光と同じ速度」で航行出来たとしても一年以内にイスカンダルと地球とを往復する事が無理なのは姫にも何となくだけど分かります。

ワープ航法

ワープとは光よりも早く航行する方法、時間軸を使わずに(空間を?)飛び越える方法の事らしいです。真田がアインシュタインの閉じた宇宙論の模型を使って説明していました。でも、そのためには空間のひずみをゼロにして行う必要があって、タイミングを少しでも間違えると三次元と四次元の間に挟まるって言ってました。そしてヤマトが三次元と四次元の間に挟まるとヤマトだけでなく宇宙全体も吹き飛ぶ可能性があるんだって...。む~、嘘っぽいと言うか...非常にリアリティに欠ける話だと思うけど...アニメだから良いのかな?それとも古い時代の作品だからSF的な設定に信憑性の欠ける部分があっても仕方が無いのかな?

ワープの実験

ワープを行うためには障害物が無くて他の天体の重力場に影響されないところ(多分、ワープに与えるほどの重力の影響が無い地点と言う意味だと思います)が必要らしいです。そして月と火星の間がワープに最適だと言う事を割り出して、そこをテスト空間に選んでいました。

そのころ冥王星のガミラス前線基地からはヤマト撃破のためにガンツ指揮の空母が出撃。接近しつつあるガミラスの空母を捕捉したヤマトは古代進が率いるブラックタイガーチームを出撃させて応戦にあたります。ブラックタイガーチームは空母から出撃した高速艇と戦闘。敵機を次々と撃墜して快勝していました。

戦闘に勝利したヤマトは戦闘機隊を収容を開始してワープ態勢に入ります。ガミラス空母の攻撃が来る前にワープするつもりみたい。

途中、戦闘で被弾した山本機が帰艦出来ないトラブルが起こるけど、ワープの準備は予定通りに進められ、山本機もワープの3分前には無事に帰艦出来ていました。

ワープの準備が整ったヤマトはワープに入ります。この段階でワープが成功するかしないかは操舵手の島大介に懸かっていて、島大介は凄く緊張しているみたいでした。

ヤマトを射程に捉えたガミラス空母はヤマトに向けてミサイルを発射。そのミサイルが届く寸前のところでヤマトはワープを開始して、目の前の空間から姿を消していました。

ワープ中のヤマトは特殊な空間を移動している感じになっていました。光が分解されたり、原始人がいたり、恐竜がいたり、空間がねじれたり、どうしてか分からないけど森雪が下着姿から裸になったり、ヤマトが2隻になって重なったり...とにかく不思議な事が沢山起こっていました。

その後、ヤマトはワープを終え通常の空間に出現。目の前には火星があって、なぜか艦長以外のブリッジ要員はみんなぐったりしていました。火星までの所要時間は一分。ワープは成功したみたいでした。

火星に着陸

無事にワープのテストを成功させたヤマトだったけど、艦体に損傷があって火星に着陸する事になります。

火星では雪が降っていました。既に姫の知っている火星とは大分違うようです...。

ヤマトが火星に着陸するとクルー達はヤマトの外へと出て火星の雪に触れて喜んでいました。続きます。

宇宙服

火星でのヤマトのクルー達は艦内で着ている服に「ちょっとしたヘルメット」を被っただけの恰好でヤマトの艦外に出てました。火星の大気には酸素が十分に含まれていないような気がするんだけど、みんな大丈夫なのかな?同じ火星でも第1話ではもっとちゃんとした宇宙服を着てたのに...。

隙間のありそうなヘルメット

隙間のありそうなヘルメットを被って艦外に出ている...。

[画像引用元 : 宇宙戦艦ヤマト ©東北新社]

確りとした宇宙服

第1話の火星では確りとした宇宙服を着用していた...。(第1話)

[画像引用元 : 宇宙戦艦ヤマト ©東北新社]

ブラックタイガー

ヤマトに搭載されている戦闘機。鮫っぽい顔をしています。

宇宙零戦

古代進が乗っていた戦闘機です。森雪の台詞からもう一機にはと加藤三郎が乗っているみたいでした。

島大介

島大介はワープの時に凄く緊張していたみたいです。20秒前にスイッチをオンにして、その後は艦長の指示に合わせて操縦桿を手前に引くだけなのに...。

ガミラス星

ガミラス星は雰囲気が気持ち悪かったです。あと建物の形も...キノコみたいになっていて。

デスラー総統

デスラー総統はヤマトがイスカンダルに向かっている事を知っていました...。どこから情報を得たんだろう?

副総統ヒス

副総統ヒスはデスラー総統にヤマトの件を話す時に「追い詰められたネズミは猫を噛むとか申します」って言ってたけど...これって「窮鼠猫を噛む」の事だよね?ヒスはなぜか地球...それも日本のについて詳しいみたいです...。でも、もしかしたらガミラスにも似たような意味の言葉があって、それをテレビ用に日本語訳を当てたらネズミと猫の話になっただけなのかも?

副総統ヒスは最初に画面に登場した時には肌の色が紫だったのに、次のカットでは日本人の言うところの肌色になっていて...その次のカットからは最後まで紫に戻っていました...変なの...。

顔の色が紫色のヒス副総統

最初は顔の色が紫色。

[画像引用元 : 宇宙戦艦ヤマト ©東北新社]

顔の色が変わったヒス副総統

次のカットでは顔の色が違う...。照明の加減か?

[画像引用元 : 宇宙戦艦ヤマト ©東北新社]

再び顔の色が紫色のヒス副総統

再び顔の色が紫色になる。

[画像引用元 : 宇宙戦艦ヤマト ©東北新社]

25宇宙ノット

ヤマトは火星に向かって25宇宙ノットの速度で航行していました。超大型ミサイルよりもちょっと遅いくらいです。

主題歌「宇宙戦艦ヤマト」

ヤマトのオープニングはあのお葬式みたいな導入部分が消えて、変わりに力強い前奏が入って最初から最後までアップテンポになっていました。それとヤマトがどこかの惑星の海面から飛び立つ場面での効果音が消えていました。姫は1話から3話までのオープニングよりもこっちの方が好きかな。

人類滅亡まで

人類滅亡まであと362日です。

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