【アニソンランキング】 OVAの歌 TOP10

■アニソンランキング - OVA 【ひめ編】

★OVAの歌 TOP5

  • 01. MEN OF DESTINY [0083]
  • 02. いつか空に届いて [ポケットの中の戦争]
  • 03. 嵐の中で輝いて [08小隊]
  • 04. YEARS AFTER [08小隊]
  • 05. THE WINNER [0083]

姫は(この記事を書いている時点では)「ガンダムシリーズ」しか見ていません。そのため、全て「ガンダムシリーズ」のOVAから選んだものになっています。5位まで選びましたが、かなり無理して選んでいます。

■アニソンランキング - OVA 【あや編】

以下はあやちゃんによるOVAの歌のランキングになります。あやちゃんから渡されたリストを元に姫が纏めました(HTML化しました)。ランキングだけでは寂しいと思い、あやちゃんには(面倒がるところをお願いして)簡単な意見、見解、感想などを付けてもらっています(姫による文章の調整(漢字変換、句読点の付加、です・ます調への変換、文全体を整えるための副詞、接続詞、助詞などの変更)が入っています)。

★OVAの歌 TOP10

OVAのテーマソング、挿入歌、劇中歌を対象としています。ランキングは10位までとなっていて、他のランキングと比べると、少々、物足りないものになっています。これは、思い浮かんだOVA作品が多く無かった事と、OVAには気に入っている歌が中々無く、その思い出した多く無い作品の中から更に半数以上を削らなければならなかった事とによります。(普段、円盤を観る際にはそれがTVアニメかOVAかと言う事は特に気にせず観ているのですが、そのせいか、今まで観た作品の内、どの作品がOVAであったかが記憶に薄い部分があり、ランキングを作ろうにも候補を挙げるだけで大変でした...。また、単発のOVAに関しては、それがOVAであったか劇場版であったかがうろ覚えのものがあり、中にはすっかり勘違いしていたもの(OVAだと思っていたら劇場版であったと言うものや、劇場版だと思っていたらOVAであったと言うもの)までありました。結局、時間を掛けずにOVAである事をはっきり思い出せた作品は多く無く、更に、その思い出した多く無い作品の中からランキングに入れたいと思う曲を絞り込んで行ったところ、(OVAには良いと思える曲が意外と少なく、)全体で僅か10曲と言う少なさになってしまいました...。仕方が無い部分はあるのですが、物足りなさが残るところです...。(調べて探し出せば他にも出て来る(これまで観た作品の中に他に思い出せていないOVAがまだあると思うので、それを思い出せる)かとは思うのですが、手間を掛けずに作ると言う事から、そこまではしていません。ただ、その内に思い出すものもあるかと思いますし、その際にはそれが良いものであれば追加する事もあるかと思います。))

  • 01. 遅れて来た勇者たち [緑山高校野球部 : ED]
  • 02. 飯田線のバラード [究極超人あ~る : 挿入歌]
  • 03. 風の翼 [覇王大系リューナイト アデューレジェンド : OP]
  • 04. 撲殺天使ドクロちゃん [撲殺天使ドクロちゃん2 : OP]
  • 05. ハートのseason [魔法の天使クリィミーマミ ロング・グッドバイ : OP]
  • 06. Fly High! [トップをねらえ! : 挿入歌]
  • 07. 2億年前のように静かだね [超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN- : OP]
  • 08. Identity Crisis [新世紀GPXサイバーフォーミュラSAGA : OP]
  • 09. 僕らはファミリー [今日から俺は!! : ED]
  • 10. 嵐の中で輝いて [機動戦士ガンダム 第08MS小隊 : OP]

1位 遅れて来た勇者たち [緑山高校野球部]

「遅れて来た勇者たち」。「緑山高校野球部」のEDです。好みに合っているようであり、(このランキングを作った時点では)気に入って聴いています。本編は登場キャラクターも試合も描画も勢いがあって非常に楽しめました(「勢い」だけの作品なのですが、しかし、その「勢い」だけで十分に楽しめるものになっていたと思います)。話の進み具合も(OVAと言う事もあるかと思いますが)緩徐になる事が無く、観るのが楽でした。漫画(原作)は未読です。漫画が原作としてある作品でアニメから入った場合、アニメが面白いと、大抵、その原作である漫画も読みたくなるのですが、この作品に関しては何故か漫画(原作)は読む気になれず...未だに一齣も読んでいません...。何時か気が向いたら読むかも知れません。)

2位 飯田線のバラード [究極超人あ~る]

「飯田線のバラード」。「究極超人あ~る」の挿入歌です。場面(伊那上郷駅-田切駅の区間で、光画部(OB含む)の部員が疲れて寝ているか眠そうな状態にあるかで電車に揺られている場面)の穏やかさに合った何とも言えない緩さが魅力の曲です。こう言った曲も良いかと思います。「究極超人あ~る(漫画)」は好きな作品で(ゆうきまさみの中では最も好きな作品です)、これを機にきちんとアニメ化して欲しかったところなのですが...これだけで終わってしまったのは残念です。本編は光画部(OB含む)による東京から伊那市までの撮影旅行を描いたものとなっていて(撮影旅行とは言っても劇中では撮影を行っていると思われる場面は僅かしか無く(カメラと称した破壊兵器が使われる場面は何度も出て来ますが...)、各部員が旅行中に撮ったと思われる写真がEDで紹介されはするものの、本編を見ている限りではスタンプラリーを主とした単なる電車旅行にしか見えません...。それは扨置き)、観ると、毎回、「電車に乗って撮影旅行(あのようでは無く、極普通の撮影旅行)に行きたい」と言う気持ちにさせられます。(残念な事に、今のところ、年齢的に保護者無しでの遠出は許されていない事から実現出来ていません...。成人して親の許可が出たならば、どこか近場で挑戦してみたいと思います。そして、何時かは飯田線に乗ってそれが出来れば良いかと思います。)本編では西園寺まりいの出番が少なかった事(光画部との直接的な接触は伊那市での一瞬だけで、後は光画部の動きを鰯水等と追っているだけです...)がやや不満でした(蚊帳の外に置かれ、多少扱いが悪い方が彼女らしいとは言えるのですが、アニメ化されたのはこの一作品だけですので、やはり、もう少し出番(特に光画部との接触)が多くあって欲しかったところです)。逆に嬉しかったのは、出番が無くても可笑しく無い成原博士やイルカの曲芸部(土木研究会)が登場していた事です。特に、成原博士が三度登場した事、その内の二度が爆発による退場だった事は観ていて非常に嬉しくありました。

3位 風の翼 [覇王大系リューナイト アデューレジェンド]

「風の翼」。「覇王大系リューナイト アデューレジェンド」のOPです。「覇王大系リューナイト」、「覇王大系リューナイト アデューレジェンド」の曲の中で最も好きな曲です。本編に就いて言えば内容も雰囲気もTV版「覇王大系リューナイト」の方が楽しめたのですが、曲となるとTV版よりもこちらの方が好きです。

4位 撲殺天使ドクロちゃん [撲殺天使ドクロちゃん]

「撲殺天使ドクロちゃん」。「撲殺天使ドクロちゃん」のOPです。第二作「撲殺天使ドクロちゃん2」のOP「撲殺天使ドクロちゃん2007」と迷いましたが、ここは最初に聴いた際の衝撃の大きさから第一作「撲殺天使ドクロちゃん」のOPにしました。「撲殺天使ドクロちゃん2」のOPは、歌詞の内容の過激さで言えば第一作のOPよりも上なのですが、それを聴いた際には既に第一作のOPを聴いていたため、焼き直し感を強く感じる事はあれど(実際に焼き直し曲なので仕方が無いのですが...)、第一作を聴いた際に感じたような衝撃を感じる事は無かったように思います。そして、第一作のOPより飽きが早かったように記憶しています。結局、第二作のOPを聴いた後も気に入って聴いていたのは第一作のOPでした。好きな登場キャラクターはサバトちゃんです。

5位 ハートのSEASON [魔法の天使クリィミーマミ ロング・グッドバイ]

「ハートのSEASON」。「魔法の天使クリィミーマミ ロング・グッドバイ」のOPです。「クリィミーマミ」の中で最も好きな曲です。初期の曲である「デリケートに好きして」、「パジャマのままで」と比べると、何がとは言いませんが、随分と増しになったように思います。マミの歌声は鼻に掛かった甘い声質と、舌足らずな発音とが魅力だと思うのですが、あの頃の歌は聴けば途端に人の中にある不安を掻き立てるような歌であったため、それを楽しむ事が中々出来ずにいたのが、この「ハートのSEASON」では素直に楽しめる程度にはなったかと思います(ただ、初期の曲はあれはあれで奇妙な雰囲気に包まれていて、そこに理解し難いある種の魅力があったように思います。それと引き換えと言うのも寂しくはあります...)。(因みに、森沢優/クリーミーマミの喋り声はOVAになっても好きになれないままでした。TV版では回が進んで行く中で本人の演じ慣れやこちらの聞き慣れが出て来て次第に喋りの拙さを強く感じる事は減って行ったものの、最後まで聴き辛さは無くならなかったのですが、OVAになってもそれがそのまま残っていたと言えます。これは、演技の巧拙の問題では無く、発声に必ず附くあの極度に鼻に掛かった声によるものだと思います。歌声では鼻に掛かっている事が魅力の一つとして感じられたのですが、喋り声では、その度合いの大きさもあって、聴き辛さにしか感じないようです...。)「ロング・グッドバイ」は作品としては非常に退屈でした。「マミの最後」が皆の前から何と無くいなくなると言うのも、終わり方としては、少々、物足りないと言うか、寂しいような気がしました(森沢優は魔法を受け入れない意思を示し、マミである自分とはっきり決別していますが、その事を知らない周囲では、突然、仕事に来なくなり、そのまま姿を消したと言う事になっています)。(映画の撮影に巻き込まれる話なので仕方が無いのですが...)マミの歌唱場面が無いのも残念でした。ただ、不満な点は多々ありますが、所隼人好きには必見の作品であるかと思います(最後はやや可哀想ですが...)。

6位 Fly High! [トップをねらえ!]

「Fly High!」。「トップをねらえ!」の挿入歌です。好きなアニメの好きな場面で流れる曲と言う事で、良く耳に残っていますし、場面(アマノ・カズミが病床の太田コーチとの再会を諦め、戦う事を選び、バスターマシン1号と2号とが合体するところから、敵を殲滅するまでの場面)と合わせて聴いた事で格好良く聞こえたのか、そのように印象しています。曲として好きかと言えば、そうとも言えないのですが、場面と合わせた評価でここに入れました。本編はその場面がある話(第五話「お願い!!愛に時間を!」)と、最終話「果てし無き流れのはてに...」とが特に好きです。最終話は最後の場面以外は全て白黒であり、それはカラーが当たり前の時代ではもったいない気もするのですが、あれはあれで良い演出になっていたと思います。(因みに最終回では、バスターマシン3号内でユング・フロイトが後退する場面、タカヤ・ノリコとアマノ・カズミとが地球に帰還する場面が好きです。)「トップをねらえ!」は私がガイナックス好きになった切っ掛けの作品でもあります。これは「オネアミスの翼」の次に観たガイナックス作品だったのですが、「オネアミス」に良い印象を持っていたところに続けてこれを観た事により、一気にガイナックスが好きになりました。その後、「ふしぎの海のナディア」、「新世紀エヴァンゲリオン」、「天元突破グレンラガン」と観ましたが、そこまでは不可が一切無く、一時期、最も期待するアニメ製作会社だったと言えます(「グレンラガン」は期待したものよりもやや弱い作品だったのですが、それでも十分に楽しめました)。ただ、私がガイナックス好きとなった切っ掛けの作品「トップをねらえ!」、その続編である「トップをねらえ2!」は残念な事に余り楽しめない出来でした。「トップをねらえ!」のその後の世界(かなり後の世界であり、随分と変わってしまっていますが、繫がりもきちんと残っています)を見る事が出来ますし、劇中の最後では「トップをねらえ!」の終わりの場面(二人の帰還)に繫がると言う事もあり、「トップをねらえ!」好きであれば観ておくべき作品だとは言えるのですが...。兎に角、不満な点が多くありました(文の量が多くなって来たので割愛します...。書くと更に長くなりますので)。

7位 2億年前のように静かだね [超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-]

「2億年前のように静かだね」。「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」のOPです。特にサビの「どこにでも転がっていそうな感」が好きです。具体的な曲は思い浮かばないのにも拘らず、聴く度に、世の中に似ている曲が数多く存在しているのだろうと思ってしまいます...(何なのでしょう...自分でも良く分からない不思議な感覚です)。「マクロスII」は「超時空要塞マクロス」を観た流れで観ました。あの世界のその後を知る事が出来たのは良いのですが、全体の雰囲気が好きになれず、また、お話として然して楽しめる大きな見所が無かった事もあり、観ていて非常に退屈でした。「マクロス ゼロ」、「マクロスプラス」と並び、楽しめなかったマクロス作品の一つです。

8位 Identity Crisis [新世紀GPXサイバーフォーミュラSAGA]

「Identity Crisis」。「新世紀GPXサイバーフォーミュラSAGA」のOPです。間奏でその回の場面の一部が差し込まれるのですが、それが本編への視聴意欲を高めてくれます。OPとしては良い働きをしていると思います。「サイバーフォーミュラ」はTV版でそれを気に入り、その後、OVAも全て観ています。しかし、OVAの曲を思い出そうとした際に思い出せたのは、この曲と、「WINNERS」の英語版(「WINNERS」は好きですが、こちらの英語版は如何も好きになれません)との二曲だけでした。OVAは、どの作品もそこそこ楽しめはしたものの、どれも物足りなさがありました。特にレース面では大きな不満があったと言えます。(レースに関しては、重要なレースを除き、殆どのレースが詳しく描かれずに大きく端折られている(レースの一部分や結果を描いただけで済まされている)のが残念でした(これは、話数が少ない事から仕方が無いところなのですが...)。また、レースを行うコースがTV版と比べて趣向が足りないものばかりになっているのも残念でした。サーキットだけで無く、様々なコースがあり、それを走破して行くのがサイバーフォーミュラレースの大きな魅力の一つであったと思うのですが...そこを捨ててしまうのは如何なものかと思います。他にも、アスラーダの出番の少なさ、リフティングターンの様々な点での不可解さ、(TV版と変わらず)如何なっているのか分からない(そもそもあるのかさえ怪しく思える)レギュレーションなど、細かい点での不満が色々とありました。)個々の作品に関して言えば、最後の作品となった「SIN」がやや苦手な内容でした。「サイバーフォーミュラ」は風見ハヤトがアスラーダと共に人間としてレーサーとして成長して行く過程を描いた物語だと思って観ていたのですが、「SIN」に関してはブリード加賀が風見ハヤトを倒す事で自分の気持ちに区切りを付けるためのお話となっています。これは、風見ハヤトとブリード加賀との二人が軸となっている物語なのですが、どちらか一方を主人公とするなら、ブリード加賀が主人公の物語だったと言えるように思います。特に、あの終わり方を見るとそう思います。(優勝を争った最終戦では、ファイナルラップの最終コーナーをアスラーダと凰呀とが出て来たところでブリード加賀がブーストを使い、風見ハヤトに競り勝ちますが(それによってブリード加賀はレースでの優勝と年間チャンピオンとを手に入れます)、これは風見ハヤトが主人公の物語であれば(アニメで良くある展開として)風見ハヤトが行っているところであったように思います。それを風見ハヤトが行わず、ブリード加賀が行い、そして、優勝すると言う事は、これはブリード加賀が主人公の物語だったと言っているようなものだと思いました。(これが風見ハヤトが主人公の物語ならば、最終コーナーを二番手で抜けながら、エンジンブローの可能性があっても「ここで行かなきゃ(ブーストを掛けなければ)加賀さんには勝てない」とか何とか言いながらエンジンブローを覚悟しながらブーストを引く、アスラーダも最初は警告するものの、結局、「行こう、ハヤト」とか何とか言って了承する...と言ったようなものになりそうなところです...。TV版の風見ハヤトであればそうしていただろうと思います。))ああ言った終わり方も、途中でこれが「ブリード加賀を主役とした物語」であると言う事に気が付いて観ていたのであれば納得も行くかと思うのですが、風見ハヤトを主人公だと思ったまま観ていた人間にとっては違和感がある終わり方だったのでは無いかと思います。個人的にはこの主役の交代は(この場合に限って言えば)余り好ましいものでは無いところです。風見ハヤトが人間としてもレーサーとしても十分な成長を遂げている事から、そのままでは単に風見ハヤトが勝ち続けるお話になってしまい面白く無いと言うのは分かりますし、そこで誰が風見ハヤトを倒すかと言うお話になるのは分かるのですが、それでも主役まで変える事は無かったように思います。(「ドカベン」-「大甲子園」は明訓高校が「常勝明訓」と呼ばれるようになり、何処がそれを止めるかと言う話になってからも主役は常に明訓高校でした。それは弁慶高校が明訓高校を破った際にも変わっていないと言って良いと思います。明訓高校は敗れても主役でした。また、「ドカベン」と言う物語は山田太郎と岩城正美との物語だと言えるかと思うのですが、どちらか一方が主役だとするなら、それは山田太郎であると言え、それは常に変わる事が無かったように思います。「ドカベン」を例えに出すのも如何かと思うのですが(恐らく、適切では無いものと思います)...何が言いたいかと言うと、風見ハヤトが人間として、レーサーとして成長し、手が付けられないほど強くなり過ぎたところで、また、物語を風見ハヤトとブリード加賀との物語としたところで、主役を変えずに作品を魅力的に作る事は十分に可能だったのでは無いかと言う事です。風見ハヤトが敗れるにしても主役のまま敗れると言うお話では駄目だったのでしょうか...。)また、「SIN」に関しては話の展開に作り手の都合があからさまに透けて見えるところがあり、そこで感じる露骨な不自然さも非常に残念でした。(アニメでのそう言った点は、大抵、余り気にせず観ていられるのですが、「SIN」ではそれが看過出来ないほどのものになっていました。(短く纏めるつもりが長くなってしまったので端折りますが...)特にアスラーダのエンジンに関する一連の流れや、凰呀の存在そのものに作り手の都合と物語上の不自然さとが強く感じられました。)もう少し上手く取り繕って欲しかったところです...(TV版では第9戦でのランドルのマシントラブルからの不調も露骨なポイント調整だったように思います。あのような展開は、やはり、好きになれません...)。

9位 僕らはファミリー [今日から俺は!!]

「僕らはファミリー」。「今日から俺は!!」のEDです。「今日から俺は!!」は好きな漫画作品の一つであり、そのOVAと言う事で期待して視聴したのですが、これは、少々期待外れでした。真剣な場面や緊張感のある場面で相応の雰囲気が出ていなかったり、登場キャラクターの魅力が薄くなっていたりしていて、全体的に漫画(原作)での良さが活かされていないように感じられました。(登場キャラクターに関しては、「今日から俺は!!」で最も気に入っている登場キャラクターである相良猛がOVAになって切れが無くなっていた事や(私の好きな相良はあれでは無かったように思います)、女キャラクターの顔がアニメ化に伴い過剰に「アニメ顔」化されていた事(登場キャラクターの「アニメ顔」化はアニメ化される際に良くある事であり、多少は仕方が無い事と思いますが、「今日から俺は!!」でのそれは許容出来る度合いを超えています...)が特に残念でした。)また、OVAと言う事で仕方が無いとは思うのですが、話数が少なく、漫画(原作)での好きな話が含まれていないのも残念でした(今井勝俊が三橋貴志の罠に嵌って廃ビルに(自分と一緒に三橋貴志も隣の部屋に閉じ込められていると思い込みながら)閉じ込められ続ける話(今井勝俊が革靴を食べる場面が好きです)や、三橋貴志と伊藤真司とが敵の策略に嵌って対立する話など、色々とあるのですが...)。(「今日から俺は!!(漫画)」を好きな身としては、出来れば、漫画(原作)での良さが活きるように出来を改善させた上で十分な話数を取って再アニメ化して欲しいところです。)ただ、本編とは違い、このEDは不思議と気に入っています。因みに、西森博之の漫画作品では、この「今日から俺は!!」が最も好きな作品なのですが、これ以外の作品も、高校生活を舞台にした作品に就いて言えば、どれも概ね楽しんで読む事が出来ています。恐らく、西森博之が(良く)使う設定とその中で見せる作風とが私の好みに合っているのだろうと思います。ただ、高校生活を最後まで描いた「今日から俺は!!」とは違い、他の作品は(読んだ範囲で言えば)どれも中途半端な箇所で終わっているので、それが残念なところです(「お茶にごす。」はそう言った中では切りが良い方かと思いますが(主人公の卒業までは描かれていないものの、学年が一つ上がって、主人公と(卒業した)ヒロインとの一応の結末が描かれています)、それ以外の高校生活物は、読んだ作品に関して言えば、「どこまで行くのか見てみたい」と思って読んでいる中で終わりを迎えているものばかりとなっています)。これから更に面白くなりそうだと思っていた作品や、最後(卒業)まで見たいと思っていた作品が、話の半ばで最終回になってしまうのは惜しいものです。(高校生活物以外の作品では、唯一、「スピンナウト」を読みましたが、これは何が楽しいのか分からず仕舞いでした。読んだのは一度だけであり、それも、終始、夢中になれずに興味が薄い状態で読んでいたので曖昧にしか憶えていないところが多いのですが、(最初からそのつもりだったのか)短く纏められていて、最後はきちんと物語が完結していたと記憶しています。これに関しては他の作品とは違い、完結してもしなくても気にならない作品だったのですが...。)

10位 嵐の中で輝いて [機動戦士ガンダム 第08MS小隊]

「嵐の中で輝いて」。「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」のOPです。「ガンダム」のOVAから何か一曲と思い、選びました。「ガンダム」のOVAでは、この「08小隊」を含め、「ポケットの中の戦争」、「0083」、「ガンダムW Endless Waltz」と、どの作品にも余り好きな曲が無く、曲を選ぶに当たり、少々、悩んだのですが、その中でこれが最も増しかと思いました。「08小隊」の本編に関しては余り好きではありません。「ガンダム」がきちんとした戦争物だと言う事を印象付けようとしている感が強く、それが苦手でした。そう言ったものは、観ていて端々に感じ取れるようになっていれば、それで構わないのでは無いかと思います。態々見せ付けようとしているかのような描き方になっているところに煩わしさを感じました。因みに、OVAで最も楽しめた作品は「0083」です。一方、OVAで最も興味が湧かなかった作品は「EW」です。一度観ただけであり、それから観ていません。そのため、記憶に薄く、ここではOVAであった事すら思い出すのに時間が掛かりました。

  • アニソンランキング TVアニメのOP/ED TOP100+
    • 18位 - 機動戦士ガンダムZZ : OP2「サイレント・ヴォイス」
    • 32位 - 機動戦士Zガンダム : OP2「水の星へ愛をこめて」
    • 78位 - 新機動戦記ガンダムW : OP「JUST COMMUNICATION」
    • 145位 - 機動戦士ガンダム : OP「翔べ!ガンダム」
    • 188位 - 機動戦士ガンダムZZ : OP「アニメじゃない」
  • アニソンランキング 劇場版アニメの歌 TOP10+
    • 4位 - 機動戦士ガンダム II 哀・戦士編 : 主題歌「哀 戦士」
    • 18位 - 機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編 : 主題歌「めぐりあい」
    • 26位 - 機動戦士ガンダムF91 : 主題歌「ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~」
    • 31位 - 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア : 劇中歌「ネオ・ジオン国家」
  • アニソンランキング アニメの挿入歌・劇中歌 TOP10+
    • 14位 - 機動戦士ガンダムSEED : 挿入歌「暁の車」
    • 20位 - 機動戦士ガンダム : 挿入歌「シャアが来る」
    • 25位 - 機動戦士ガンダムSEED DESTINY : 劇中歌「EMOTION」
    • 33位 - 機動戦士ガンダムSEED : 劇中歌「静かな夜に」

このランキングは「アニソンランキング TVアニメのOP/ED TOP100+」、「アニソンランキング 劇場版アニメの歌 TOP10+」に続いて作ったランキングなのですが、その二つでは記事が長々となってしまっていた事が大きな反省点でした。今回は10位に収めた事もあって以前の二つよりは全体的にかなり短く済ませる事が出来たかと思います(それでもそこそこ長くなってしまいましたが...)。ランキング内の個々の曲を見ると、当初は一曲に就き三つ、四つの文で済ませようと思っていたところが、そうなっていないものが多くあるので、そこは(次があれば)次に持ち越す反省点かと思います。


(:今回も、「アニソンランキング TVアニメのOP/ED TOP100+」、「アニソンランキング 劇場版アニメの歌 TOP10+」に続き、文章のかなり多くの箇所に手を入れました。読み返すと元となった文から大幅に変わっているものも多くあるのですが、どれも文意は変わらないように気を付けています。それが出来ているか如何かは姫には分からないのですが...。)

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