第1話「SOS地球!!甦れ宇宙戦艦ヤマト」の感想・レビュー

宇宙戦艦ヤマト 第1話「SOS地球!!甦れ宇宙戦艦ヤマト」

第1話「SOS地球!!甦れ宇宙戦艦ヤマト」は地球が謎の宇宙艦隊による攻撃を受け続けていて人類は絶滅寸前のところまで追い込まれていると言うお話。

謎の宇宙艦隊との戦闘

冥王星付近の宇宙空間では地球艦隊と謎の敵との艦隊戦が行われていました。でも、地球艦隊は敵艦隊に歯が立たず、次から次へと艦を沈められて背走寸前でした…。

火星

冥王星付近で艦隊戦が行われている中、正体不明の飛行物体が火星に落下して行きます。火星へと落下する正体不明の飛行物体からは脱出カプセルが射出され、本体は地表へと墜落…爆発していました。正体不明の飛行物体の動きを捕捉していた地球防衛司令部は、火星観測所で特殊任務用に特別訓練中の学生、古代進と島大介に落下した飛行物体の正体を確認するように命令。

命令を受けた古代進と島大介は飛行物体の正体を確認するために火星探索艇に乗って墜落現場へと向かい、そこでガミラス(って何だろう?敵の名前か何かかな?)でも地球のものでもない飛行機と脱出カプセルを発見。脱出カプセルの外には女の人が倒れていました。女の人は既に亡くなっていて、その手からは通信カプセルが転がり落ちていました。

撤退

冥王星付近で行われていた戦闘は地球艦隊が壊滅寸前で、残っているのは沖田艦長の艦と護衛隊長古代守が艦長を務めるミサイル艦17号だけになっていました。沖田は全滅を避けるために撤退命令を出します。でも、古代守は死んで行った者に顔向けが出来ないと撤退に反対...。

沖田の艦は撤退するけど...古代守は撤退の命令を最後まで拒み、沖田の説得も聞き入れずに一隻で敵艦体に向かって行きました。そして蜂の巣の集中砲火を受けて、古代守の艦は沈んでいました...。

火星の古代進と島大介は冥王星の戦闘から撤退して火星付近までやって来ていた沖田の艦へと合流。沖田と共に地球へと帰還してました。

赤い地球

地球は赤茶色の星に変わり果てていました。そして、遊星爆弾が次々に落下していていました。

ここまでで分かった話をまとめると...。

1. 「宇宙戦艦ヤマト」の世界は西暦2199年。

2. 地球艦隊が戦っている敵は「21世紀の始め以来、宇宙侵略をちゃくちゃくと進めて来た謎の宇宙艦隊」。

3. 地球は謎の宇宙艦隊の宇宙侵略の中で標的にされて、現在、遊星爆弾による攻撃を受けている。

4. 地球が赤茶色の星になってしまったのは遊星爆弾による無差別攻撃を受けたため。

5. 謎の宇宙艦隊は地球人の絶滅か奴隷かを要求している。

5. 地球人は地下都市を築いて生き延びている。

6. 当初、地球防衛軍は謎の宇宙艦隊と戦うが圧倒的に強力な敵の前に次々とやられて行った。

7. 最後の頼みは地球防衛艦隊だが、それも壊滅寸前。

8. 地球は遊星爆弾の攻撃による放射能で汚染されている。

9. その放射能は地球の表面だけでなく地下も汚染し始めていて、地下へと逃げ込んでいた人類にも絶滅が近づいている。

このような事のようです。

地球

地球へと帰還した沖田の艦はそのまま地下へと入って行きました。地表が放射能によって汚染されているため人類は地下に都市を築いてそこで暮らしていて、艦隊の基地や司令部も地下にあるみたいでした。でも、放射能は地下1キロまで達していて、地下に逃げ込んだ人類もあと一年で全滅するみたい...。

古代進は沖田に合って兄、古代守の事を聞きます。そして兄の死を知ってショックを受けていました。

スターシア

古代進と島大介が持ち帰った通信カプセルは司令部に届けられて、その後、分析が完了。通信カプセルはイスカンダルのスターシアからのメッセージでした。

スターシアの話によると、放射能によって地球の生物が滅びるのはあと一年で、イスカンダルには放射能除去装置コスモクリーナーDがあるが自分では地球へと届けられないので取りに来るようにとの事でした。イスカンダルは14万8000光年離れたところにある星のようです。あと、通信カプセルにはエンジンの設計図も入っていました。

放射能除去装置コスモクリーナーDは恐らく放射能を取り除く装置なんだと思います。放射能の汚染が進む地球を救う事の出来る装置って考えていいのかな?

自分達では既に打つ手の無い状態にある地球としてはスターシアの言う事を信じるほか無いみたいでした。

戦艦大和の遺跡

戦艦大和の遺跡の近辺に謎の偵察機接近の情報が入り、古代進と島大介は戦闘機に乗って現場へと向かいます。古代進はの兄、古代守の仇を一目見たかったみたい。

古代進と島大介の乗った戦闘機は九州へ。そこで敵機を発見するけど...搭乗機のエンジンがオーバーヒートを起こして不時着。そこで戦艦大和の遺跡を発見していました。大和は土に埋もれていて、古びていました。敵が偵察に来ていたのはこの大和みたいなんだけど、何か秘密があるみたい。そこで続いていました。

多分、この古い戦艦大和の遺跡が宇宙戦艦ヤマトとして甦って、イスカンダルを目指して宇宙へと飛び立つんだと思います。オープニングを見て...そんな気がしました。

イスカンダル

地球から14万8000光年離れたところにあるみたいです。直ぐそばには別の天体があったけど、二重惑星なのかな?

サーシア

サーシアはイスカンダルから地球へと通信カプセルを届けに来たらしいんだけど、その途中の火星で墜落してお亡くなりになっていました。

イスカンダルのスターシアの妹。顔から飛び出るほどのまつ毛の持ち主です。古代進の印象だと森雪に似ているそうです。確かに似ていますね。まつ毛も飛び出していますし。

沖田十三

沖田十三の名前がエンディングで一番上に出ていました。もしかして...このおじいちゃんが主人公なのかな?

古代守

沈み行くミサイル艦17号の中で敬礼をしている人間(多分、古代守)の影が見えたけど、助かろうとする素振りを全く見せていところを見ると本当に死ぬ覚悟を決めて敵艦に向かって行ったみたいです...。死を覚悟の上で敵に特攻して行く事を立派と言うか無謀と言うかは姫には判断出来ないけど...これも「軍人の最後」の1つの形かも知れません...。

森雪

司令部病院区域に務める看護婦さんで、病院でも一番の大美女との事でした。まつ毛がすっごく長かったです。古代進と島大介の印象だと火星で見たサーシアにそっくりで...何か繫がりがあるのかも...。

主題歌オープニング「宇宙戦艦ヤマト」

  • 作詞 : 阿久 悠
  • 作曲 : 宮川 泰
  • 唄 : ささき いさお ミュージカル・アカデミー

曲はゆっくりしたテンポから始まって、途中からアップテンポになっていました。歌詞は誰が聞いても「宇宙戦艦ヤマト」の曲だって分かるもので、姫としてはアニメっぽくてこの方が良いと思います。

主題歌エンディング「真赤なスカーフ」

  • 作詞 : 阿久 悠
  • 作曲 : 宮川 泰
  • 唄 : ささき いさお

エンディングは暗い曲調で、姫が今まで聞いたアニメソング(ガンダムシリーズしかないけど...)の中だと「機動戦士ガンダム」のエンディングの「永遠にアムロ」が近いのかな。

宇宙戦艦ヤマト

第1話のタイトルは「SOS地球!!甦れ宇宙戦艦ヤマト」だったけど、出て来たのは戦艦大和の遺跡だけで...甦るのはまだ先みたいです。

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