第11話「決断!!ガミラス絶対防衛線突入」の感想・レビュー

宇宙戦艦ヤマト 第11話「決断!!ガミラス絶対防衛線突入」

第11話「決断!!ガミラス絶対防衛線突入」はヤマトがガミラス軍の仕掛けたデスラー機雷を突破するお話。

ヤマトの行く手を阻むデスラー機雷

太陽圏を出てイスカンダルへと向かうヤマト。その前にガミラスのデスラー機雷が無数に見えて来ます。ヤマトが小さなヤマト型のバルーンダミーを出してデスラー機雷に近づけてみると...デスラー機雷はバルーンダミーが接触した瞬間に大爆発...。機雷の威力を確認したヤマトは機雷を避けるために航路を変更していました。

でも、デスラー機雷は相手の動きに合わせて動くように出来ているみたいで、ヤマトが航路を変更するとデスラー機雷もその動きに合わせて移動...ヤマトが制動をかけて停止するとデスラー機雷も動くのを止めていました...。前方を機雷で塞がれた状態ではワープも出来ず、波動砲も放った後のエネルギーの充填に時間がかかるため使えないようで、ヤマトは身動きが取れない状態になっていました。

デスラー機雷を突破

無数のデスラー機雷をどうにかして突破したいヤマトは、デスラー機雷のそれぞれの間隔が上下左右ほぼ110メートルである事を突き止め、機雷地帯をすり抜けて行く事を決断します。100メートルと言う間隔はヤマトの艦体が辛うじてすり抜けられる間隔で、ヤマトが無事にデスラー機雷をすり抜けられるかどうかは島大介の腕にかかっているみたいでした。ヤマトは補助エンジンを始動。デスラー機雷の中を慎重に進んで行きます。

ヤマトが機雷の中を進む中、デスラー機雷は毎秒2センチ(メートル)ずつ間隔を狭めて来ていました。更にデスラー機雷は電磁波を出して来ていて、それに引っかかっても機雷は爆発を起こすみたいでした。ヤマトは進む事も退く事も留まる事も危険な状況に陥ります。

でも...デスラー機雷はヤマトの航路変更に合わせて動ける移動力があるのに...この毎秒2センチメートルずつ間隔が狭まって行くって言う罠はどうなのかな...。ヤマトが機雷群の中に入ったら一斉にヤマトに向かってぶつかって行けば良いのにって思うけど...。少なくても姫ならそう言う機雷を作るけど...。ガミラス科学の粋を凝らした機雷の割には機能が低いように感じます。それともジワジワと相手を追い詰めて行くのがガミラス人の好みなのかな...。

機雷が狭まって来る中、ヤマトは制動をかけて停止します。そして、機雷をコントロールしている機雷があるはずと考え、そのコントロール機雷の発信装置を取り除くために島大介とアナライザーを探索機で発進させます。アナライザーは佐渡酒造にお酒をかけられて酔っ払ったままでした...。

島大介とアナライザーの探査機は森雪の情報を元にコントロール機雷を探します。その間にデスラー機雷はヤマトの20センチメートル、15センチメートルとだんたん接近して来ます。ヤマトは左に5度、10度と傾斜して何とか接触を避けていました。...毎秒2センチメートルの速さで間隔を狭めていたはずのデスラー機雷はなぜかここに来て物凄くゆっくりになっていました...。

島大介とアナライザーの探査機は赤い大きな機雷を発見します。デスラー機雷はヤマトに10cmのところまで迫っていたけど、アナライザーは解体作業に入り、機雷がヤマトに接触する前に解体作業終了。デスラー機雷は動きを停止していました。

そう言えば、アナライザーが解体しているところでヤマトが制動してから30分(1800秒)経っていたみたいだけど、これって3600センチメートル...36メートルも動いている事になるけど...それで接触しないのはちょっと変なので、やっぱりデスラー機雷の移動速度が最初の秒速2センチメートルよりもゆっくりになっていたのかな...。

動きを停止したデスラー機雷に対して古代進の率いるブラックタイガー隊が手作業でヤマトの周りのデスラー機雷を撤去。進路確保を確保して、補助エンジン始動。更に波動エンジンを始動して全速前進でイスカンダルへの旅を再開していました。地球の滅亡まであと311日です。

アナライザー

佐渡酒造にお酒を勧められたアナライザーはロボットだからそんなものには興味が無いと言っていました。...でも、前話ではお酒らしき液体が入っているコップを手に持っていたのに...。

アナライザーとお酒

第10話ではお酒らしき液体の入ったコップを手に持っていた...。(第10話)

[画像引用元 : 宇宙戦艦ヤマト ©東北新社]

アナライザーはお酒をかけられると酔うようです。でも、酔っていてもちゃんと仕事は出来るみたい。コントロール機雷の解体を成功させていました。

酔うと「ヒック」と言う(音が鳴る?)ようです。

デスラー機雷

ガミラス科学の粋を凝らし、デスラー総統の名を冠した機雷で、絶対に破れぬ垣根、封鎖線と表現されていました。でも、ヤマトには見事に突破されていました...。

ガミラス星人

ガミラス星人の肌の色はみんな青色になっていました...。光の加減で変化して見えただけかな?

デスラー総統

ガミラス大帝星・銀河方面軍司令本部、デスラー総統が中央作戦室へと移動する場面で...デスラー総統の肌の色が青い状態から黄色、薄いピンク色、青色へと段階的に変化していました。その後、中央作戦室に移動してからはずっと青色だったけど...地球人とは違う特殊な仕組みを持った肌なのかな?それとも光の加減?いつもは茶色っぽい肌の色だったのに...何が起きたのか全然分かりません...。

デスラー総統は肌の色だけでなく髪の毛の色まで変わっていました...。今までは茶色だったけど、それが黄色に...。染めたのかな...それとも肌みたいに変化したのかな...。

肌が黄色いデスラー総統

黄色い肌のデスラー...当たっている光も黄色で、服の色も黄色になっているので光の加減か?この直前のカットでは青色だった。

[画像引用元 : 宇宙戦艦ヤマト ©東北新社]

肌が普通のデスラー総統

薄いピンク色の肌のデスラー。黄色と赤の中間の光が当たっていて、服は紫色になっている。

[画像引用元 : 宇宙戦艦ヤマト ©東北新社]

肌が青いデスラー総統

青い肌のデスラー。赤い光の中で光の影響を受けずに服はいつもの色に...。デスラーとは異なり、他のガミラス星人は光の影響を受けたままとなっている(向かって右のガミラス星人は肌も服も赤色、左は肌も服も紫色となっている)。

[画像引用元 : 宇宙戦艦ヤマト ©東北新社]

デスラー総統の椅子の肘掛の先にはスイッチが隠されていて、それを押すと床が円形に開く仕掛けが働いて、気に入らない人間を下に落とす事が出来るみたいでした...。これもガミラス科学の粋なのかな...。

デスラー総統は最後はデスラー機雷群を見事に突破したヤマトの艦長、沖田十三に部下を使って祝電を打っていました。内容は「ヤマト諸君の検討をたたえる。今後の対決が楽しみだ。ガミラス総統デスラー。」でした。まだまだ余裕がある感じに見えます。

デスラー紀元

ガミラス星では「デスラー紀元」が使われているみたい。

デスラー紀元で言うと...ヤマトが地球を出発したのはデスラー紀元103年801日、火星空域でのワープテストが同802日、木星で波動砲を放って浮遊大陸を破壊したのが805日になるみたい。1年は何日あるのかな...知りたくなっちゃいました...。

波動砲はピストル?

ヤマトの波動砲は副総統ヒスの目には「ピストルみたいなもの」に見えたみたい。

でも、第6話の冒頭で冥王星基地司令・シュルツが「今までにあんな威力のある大砲を見た事がありません。」ってヒスに報告してた時には、ヒスは「波動砲が地球の船にか...。」って言って「それはちょっと不味いかな」って雰囲気を出していたはずだけど...。「ピストル」だって思うんだったらシュルツの報告の時も笑い飛ばせば良かったのに...。

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