第6話「氷原に眠る宇宙駆逐艦ゆきかぜ!」の感想・レビュー

宇宙戦艦ヤマト 第6話「氷原に眠る宇宙駆逐艦ゆきかぜ!」

第6話「氷原に眠る宇宙駆逐艦ゆきかぜ!」は古代守が乗っていた駆逐艦ゆきかぜを土星の衛星タイタンで発見するお話。

土星の衛星タイタンに着陸

木星を脱出したヤマトに再びトラブルが発生します。木星で波動砲を撃った後遺症でエネルギー伝導管が焼けてしまったみたいです。

波動エンジンを修理するためには宇宙合金用のコスモナイト鉱石が必要で、そのコスモナイトを手に入れるためにヤマトは土星の衛星タイタンへと向かいます。

タイタンに到着したヤマトは2つの班を作って行動開始。森雪、アナライザーは古代進の護衛でコスモナイトの調査分析任務、真田チームは資材物資の調達に当たります。波動エンジンにトラブルを抱えている事をガミラスに悟られないためヤマトの行動は極秘だったみたい。

真田チームは運搬艇で発進。タイタンの氷の下からは実と葉をつけた植物やキノコを発掘して、無事にヤマトへと物資を持ち帰っていました。

コスモナイト発見

森雪、アナライザー、古代進は探索艇で発進。中々コスモナイトを発見出来ないでいました。そしてヤマトのレーダーにUFOが確認されたため、コスモナイトを発見する前に帰艦命令を出されるけど、アナライザーがコスモナイトの反応を掴み、古代進は通信を切ってコスモナイトの探索を強行。コスモナイトのある場所を発見していました。

タイタンの裏に飛来したUFOはヤマトの行動の目的を探りに来たガミラスのパトロール艇で、古代進達はコスモナイトの切り出し中にガミラスのパトロールに発見されます。そしてコスモナイトがエネルギー伝導管に必要な宇宙合金と言う事で、ヤマトのエンジンが故障している事がガミラスのパトロール隊にばれていました...極秘だったのに...。

ガミラスのパトロール艇からはコスモナイトの採取を阻止するために宇宙戦車2両が発進。古代進達が乗って来て停めてあった探索艇は宇宙戦車の攻撃を受けて破壊されていました。

古代進、森雪、アナライザーは宇宙戦車に後を追われ、走って逃げます。逃げている途中で古代進が森雪をアナライザーに任せて1人で宇宙戦車に立ち向かい応戦するけど、古代進の持っていたコスモガンは宇宙戦車に全く傷を付ける事が出来ず...。そこで古代進は一旦隠れ、戦車の隙を突いて戦車の上に乗り、宇宙戦車のハッチを空けて中にいるガミラス人を直接倒し、宇宙戦車1両を止めていました。

もう1両の宇宙戦車は森雪とアナライザーの後を追いかけていました。その中、逃げていた森雪が転倒...宇宙戦車に轢かれそうになるけど、森雪の危機にアナライザーが立ち止まり、宇宙戦車と森雪の間に割って入ります。そして突進してくる宇宙戦車を持ち上げて止めた後、投げ飛ばして破壊。見事に森雪の窮地を救っていました。

でも、宇宙戦車の中の人はまだ生きていて、森雪、アナライザー、そして駆けつけた古代進に銃を向けてきます。ガミラス人(多分、名前はヤレタラだと思うけど)は古代進達を捕虜にしようとします。古代進達は抵抗も出来ずに言いなりになるけど、アナライザーはガミラス人に見つからないように密かにヤマトに救助信号を出していました。コスモナイトを発見したり、森雪を助けたり、救助信号を出したり...今回のアナライザーはすっごく役に立ってるみたい...。

ガミラス人に連れられて歩いている途中、古代進は氷の中にコスモガンが埋まっているのを発見。古代進は敵の隙を突き、氷の中のコスモガンを取り出して、そのコスモガンでガミラス人を撃ち殺していました。古代進と森雪は何とか助かったみたいです。

駆逐艦ゆきかぜ発見

古代進が氷の中に埋まっていたコスモガンを見るとそこには古代進のお兄さんの古代守の名前がありました。そして古代進達の目の前には氷漬けになっている1隻の宇宙船が...その船には「17 ゆきかぜ」と書かれていました。古代守の搭乗艦「ゆきかぜ」でした。

古代進は兄さんがいるはずだと「ゆきかぜ」の上に乗り、声を出して兄をの事を探します。でも、兄からの返事は無く...落胆していました。

そこにヤマトがお迎えにやって来ます。ヤマトはいつの間にかコスモナイトによるエネルギー伝導管の補修も完了させていました。波動エンジンが元に戻ったヤマトは木星を後にしていました。

ヤマトに戻った古代進は艦長室に呼び出されます。古代進は艦長室に行き、そこで「ゆきかぜ」についての報告を行います。生存者無しの報告に沖田十三艦長は涙を流していました...。

古代進は帰艦命令を無視した事で怒られるのかと思ったら...沖田艦長からのお咎めは一切ありませんでした。

人類滅亡の日まで「あと359日」です。

コスモナイト

コスモナイト。波動エンジンに使う宇宙合金用の鉱石みたいです。コスモナイトがあった場所は辺り一面が黄金色でした。コスモナイトの色は黄金色みたい。

ガミラスパトロール104ヤレタラ艇

ガミラスパトロール104ヤレタラ艇。タイタン付近にいたガミラスパトロール艇。ヤマトの動きを掴んでいた冥王星のガミラス前線基地からの命令でタイタンに向かい、ヤマトから出た小型艇の目的を探っていました。ヤレタラは2人乗っていた搭乗員の内の一方の名前だと思われます。宇宙戦車を搭載していました。

地球防衛軍日本艦隊駆逐艦ゆきかぜ

タイタンで見つかった「ゆきかぜ」は第1話で古代守の乗っていた艦、「ミサイル艦17号」の事みたい。確か冥王星付近でのガミラスとの戦闘で爆発して沈んだはずだけど、なぜか土星の衛星タイタンにまでやって来ていました。爆発した割には原型も残っていて...ちょっと不思議です...。

タイタン

土星の衛星タイタンは大気があって地球と良く似ていると言っていました。太陽から遠いため温度は低いらしく、氷に覆われていました。多くの金属元素があるかも知れないそうです。

姫の記憶だと確かタイタンってオレンジ色だったような気がするんだけど...このタイタンは全体的に青かったです...。それにタイタンくらいの衛星だと地球よりも重力がかなり小さいと思うんだけど、みんな地球の重力下での動きと同じような動きをしているように見えました...。姫の気のせいなら良いけど...。

宇宙服

太陽から遠くて温度が低いと言っているのに古代進も森雪も凄く「薄着」でした。寒くないのかな...。

タイタンの大気には地球人に必要なだけの十分な酸素は無いと思うけど、古代進や森雪は酸素はどうしてたのかな?いつもの「薄い服」と「隙間だらけのヘルメット」の組み合わせでタイタンの地表に出ていたけど...テクノロジーの進歩があってこんな軽装でも大丈夫なようになってるのかな...。ガミラス人に至っては顔が半分ほど出ていたけど、宇宙人だから酸素が無くても平気?

タイタンでの軽装

酸素はどこから供給されているのか...?

[画像引用元 : 宇宙戦艦ヤマト ©東北新社]

アナライザー

沖田十三艦長の言葉から「ロボット」の名前が「アナライザー」である事が判明。今までは推測だったからこれでちょっとすっきりです。

アナライザーはコスモナイトの反応が分かるみたいでした。

ガミラス星人の言葉を理解出来るみたい。古代進や森雪に通訳していました。

なぜか森雪のお尻を触っていました。

冥王星基地司令・シュルツ

シュルツ司令は頭部の体毛が茶色っぽくなっているカットがありました...いつもは白色だったのに...光の加減なのかな...。第5話の徳川彦佐衛門の時もそうだけど、色が変わると別の人に見えちゃいます、一瞬。

茶色の毛のシュルツ

頭部の体毛が茶色っぽい状態のシュルツ。

[画像引用元 : 宇宙戦艦ヤマト ©東北新社]

白髪のシュルツ

直ぐに元の白色に戻っていた。

[画像引用元 : 宇宙戦艦ヤマト ©東北新社]

ガミラス星人の言語

ガミラス星人の言葉はやっぱり日本語とは違うみたい。古代進や森雪はアナライザーが翻訳しないと何を言ってるかが分からないみたいでした。

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