第17話「突撃!!バラノドン特攻隊!」はヤマトがゲール副指令のバラノドンに襲撃されるお話。

ヤマトはバラン星まであと16日の地点まで来ていました。でも、地球出発から65日でバラン星に到達するはずが既に98日も経過していました。

ヤマトでは、遅れを取り戻すためにワープ航法が続いた影響か、沖田十三艦長が倒れていました。佐渡酒造の話だと沖田十三艦長の病状はかなり進んでいて、手術をしないと死んでしまうみたいでした。沖田十三艦長は佐渡酒造に手術を頼み、直ぐに手術を開始。ヤマトの乗組員達はみんな心配そうにしていました。

一方、バラン星ではゲール副司令官がヤマトを沈めるために宇宙生物バラノドンの兵器化に心血を注いでいました。ゲール副指令の努力は実り、ヤマトのダミーを使って行われたテストでは成功を収めます。ドメル司令には勝手な行動を起こさないように命令されていたけど、テストを成功で終えたゲールは自らの手でヤマト撃沈の手柄を上げようと特攻隊を率いて無断で出撃していました。

ヤマトでは沖田十三艦長の手術が終了。佐渡酒造は手を尽くすだけ尽くしたみたいだったけど、結果は分からないみたいでした。

艦長の意識が回復しない間にヤマトの前にはゲール副指令の部隊が現れます。そしてヤマトを発見したゲール副指令はヤマトに向けてバラノドンを放出します。ヤマトは艦長がいなくて行動が全て後手に回っていたけど、複数の宇宙生物バラノドンがヤマトへと向かって来るを見た古代進はショックカノンでの応戦を決断...宇宙生物バラノドンに向けてショックカノンを発射していました。

ヤマトから放たれたショックカノンはバラノドンを直撃します。そしてバラノドンは粉々に...。でも、その直後、バラバラになった破片が再び集まり出して合体を開始...今度は全ての破片が1つに合体しいました。出来上がったバラノドンはヤマトよりも大きくなっていました。

ショックカノンでは倒せないバラノドンに対して古代進は波動砲による攻撃を提案します。そして自らの責任において波動砲を発射...波動砲はバラノドンを正面から捉え、波動砲の直撃を受けたバラノドンは大爆発を起こし、宇宙の藻屑と化していました。バラノドンを見事に倒したヤマトだったけど、ワープの後に波動砲を放った事が影響して装甲版に亀裂が入っていました。でも、バラノドンの突進を受けて沈むよりは良いかな。

戦闘終了後、沖田十三艦長の意識が回復。助かったみたいでした。古代進は沖田艦長に勝手な判断で戦闘を行った事を謝っていたけど、沖田艦長は自分のいない間に難局を乗り切った古代を褒めていました。地球の滅亡まであと263日です。

バラン星は地球から77000光年の距離に漂う暗黒の星で、明かりはあちこちに見える火山と宇宙の星々だけみたい。地上には地熱エネルギーによって急成長する深海植物のような植物群が生い茂っているそうです。

バラン星の大きさは地球の約20倍。自転の速度が極めて速いため赤道付近の重力はかなり軽く、人間型の生物にとっては快適な住み心地らしいです。対太陽系作戦補給基地も赤道付近にありました。

バラン星の海に済んでいる赤い塊(多分、生物だと思います)を集合させてゲール副指令のイメージ投影で形を付けた宇宙生物です。本来は大人しいそうです。

ヤマトのダミーを使った訓練では上手くヤマトを撃沈していたけど、実戦ではヤマトの波動砲を受けて消し飛んでいました...。

バラノドンは恐竜みたいな形をしていました。バラン星の生き物で恐竜みたいな形だからバラノドンなのかな。

ゲール副指令は手柄が欲しくてドメル司令の命令を無視してバラノドンでヤマトを襲撃したけど失敗に終わっていました。その後、ゲール副指令は波動砲で蹴散らされた事をドメル司令に報告していたけど、ドメル司令には初めから分かりきった事だと言われ、叱られていました。

沖田十三艦長は佐渡酒造の執刀で手術を受けていました。手術は成功したみたい。でも、そんなに簡単になおるのかな...宇宙放射線病って凄い名前だけど...。

沖田十三はなぜか手術の時も帽子を被ったままでした...。第1話で入院していた時には帽子を取っていたのに手術の時には被ったままだなんて、ちょっと変かも。

帽子を被ったまま手術を受けている。

[画像引用元 : 宇宙戦艦ヤマト ©東北新社]

第1話では入院中は帽子を脱いでいた...。人前で帽子を脱げない理由がある人物ではないようだが...。(第1話)

[画像引用元 : 宇宙戦艦ヤマト ©東北新社]

ヤマトによって崩壊に追い込まれた冥王星基地だけど、再建プロジェクトがあるみたいです。