第16話「ビーメラ星地下牢の死刑囚!」の感想・レビュー

宇宙戦艦ヤマト 第16話「ビーメラ星地下牢の死刑囚!」

第16話「ビーメラ星地下牢の死刑囚!」はビーメラ星で森雪とアナライザーが捕まるお話。

ビーメラ星

ヤマトはバラン星まであと20日の地点を航行中、植物があると思われる星、ビーメラ星を発見。森雪生活班長は「地上調査と野菜として食べられる植物の発見」の任務を与えられてアナライザーと一緒に偵察機に乗ってヤマトから出発します。

偵察機でビーメラ星の大気下を飛行中、森雪はアナライザーに結婚を申し込まれます。森雪はアナライザーの言葉に驚いて操縦を誤り、そのまま落下。ビーメラ星の池(湿地帯?)に落ちていました。

その後、2人は偵察機を降り、歩いて調査に出ます。しばらく進むと巨大な蜂の巣のようなものを発見。森雪とアナライザーは穴から中へと入り、その奥でビーメラ星人と遭遇して、捕獲されていました...。

蜂の巣の中は工場になっていて、支配する側のビーメラ人が支配される側のビーメラ人を働かせていました。そして支配される側のビーメラ人を機械の中に入れてエキスのようなものを搾り出していました。ビーメラ人の身体には地球で言うところのローヤルゼリーのようなものが多く含まれているみたいで、工場はビーメラ人からそれを搾り取るための施設みたい...。

捕獲された森雪とアナライザーの2人は牢屋に入れられていました。ヤマトとの通信は既に途絶えているみたいでした。

夜。ビーメラの女王はガミラスから貸し与えられた機械でガミラスとの通信を行っていました。それによると、ガミラスからビーメラ星へとタンカーロケットが送られて来て、ビーメラ星は500日ごとにローヤルエキスをガミラスに納入する事になっているみたいです。そして、そのために仲間からエキスを絞っているみたいでした。ビーメラ星はエキスをガミラスに納入する事で平和の保障を買い取っているようです。

ビーメラ星上空で待機していたヤマトはビーメラ星に近づくガミラスの輸送船を発見。直ちにブラックタイガー隊を出撃させてこれを襲撃していました。

ビーメラ星では森雪とアナライザーが牢屋を出されます。外では謎のお祭りが行われ、多くのビーメラ人が集まっていました。そこに反女王先導者と思しき人物が現れて女王に騙されるなと民衆に呼びかけます。そして牢屋から連れ出した森雪達をガミラス人として人質にして、女王に対してガミラスの追い出しと女王を降りる事を要求していました。更に上空からガミラスのタンカーが降りて来たのを見た先導者は、殺されたくなければ大砲でそのガミラスタンカーを撃てと女王に命令します。

ビーメラ女王は言われた通りに大砲をガミラスタンカーに向けます。でも、女王は大砲の方向を先導者の方へと変えて砲を発射。言いなりにはならずに先導者を撃ち殺していました。先導者が死んだ後、先導者の声に触発されていた反逆者たちは軍に抑えられていました。

先導者を殺したビーメラ女王は到着したガミラスタンカーへと近寄ります。でも、ガミラスタンカーのガミラス人は死んでいて...ガミラスタンカーも突如爆発...抑えられていた民衆と軍の戦いも始まり...このドサクサに紛れてアナライザーが森雪を救出していました。そこに古代進他ヤマトのクルー達が助けに駆けつけます。

その後、ヤマトのクルー達は野菜も取らずに引き上げていました。ビーメラ星はビーメラ人のものみたい。そしてヤマトは再び出発。ビーメラを後にします。人類絶滅と言われる日まであと、267日です。

アナライザー

アナライザーは森雪の事が好きみたい。森雪に結婚を申し出ていました。どうやら自分の事をロボットではなく人間だと思っているみたいです。

古代進には「僕は人間だ」と言い放ち(第11話では佐渡酒造にお酒を勧められてロボットだからそんなものには興味が無いと言っていたのに...いつの間にか人間だと思うようになっている...)、森雪の「アナライザーは死ねば鉄くず発言」に対しては自分にも人間に与えられた命があると主張。森雪のために自分の命を捧げるとまで言ったアナライザーの姿に森雪が「人間の心」を感じると言う場面もありました。でも、アナライザーは助けに来た古代進に抱き付く森雪の姿を見て自分が人間ではなくロボットだと言う事を再認識...。それでもやっぱり森雪の事が好きみたいです。

アナライザーはまた森雪のスカートをめくり上げていました。古代進が言うには実に精巧に出来ているロボットで人間とまるで同じ感情があるらしです。だからスカートをめくるって言う事なのかな?この辺は良く分からないです...。アナライザーが言うには「僕は人間だ、やりたいと思った事はやる。」との事で、欲望を抑えて我慢すると壊れてしまうそうです...変なの...。森雪はアナライザーのスカートめくりは「癖」で、回路のどこかに設計ミスがあると考えているみたいでした。修理すれば直るような感じで話していたけど...そう言う問題なのかな...。

バラン星

バラン星はヤマトにとっては宇宙の灯台となる星だけど、ガミラスにとっては地球侵略のための補給基地のようです。

ドメル将軍

ドメル将軍は「宇宙の狼」と呼ばれているみたいです。

ビーメラ星とビーメラ人

ビーメラ星は植物に覆われた星で、女王が統治しているみたいでした。大気成分は不明だけど、少なくとも地球人は普通に呼吸が出来るようです。

ビーメラ人

ビーメラ人は皮膚の色が緑色で、背中には昆虫のような羽が生えています。蜂が人間になったみたいな生き物です。

ビーメラ人の身体にはローヤルゼリーのようなものがたっぷり含まれているみたいです。このビーメラ人のエキスはガミラス人が欲しがっているみたいで、ビーメラ星ではビーメラ人を機械にいれてエキスを搾り出し、それをガミラスに納めていました。ガミラス人は...飲んでいるのかな...ビーメラ人のエキス...。

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