第6話「沿岸警備命令(海獣ゲスラ登場)」の感想・レビュー

ウルトラマン 第6話「沿岸警備命令(海獣ゲスラ登場)」

第6話「沿岸警備命令」はウルトラマンが港を荒らす海獣ゲスラを倒すお話。

横浜

ホシノ君は2人の友達と一緒に横浜の港に来ていました。その港でホシノ君のお友達のチロは双眼鏡で海から姿を少し見せている怪しい怪物を発見します。その後、ホシノ君が双眼鏡で怪しい男2人を発見したため3人は怪しい男のいた4号埠頭に移動します。でも、そこに男達はいませんでした。次に怪しい怪物を発見した件で科学特捜隊に電話をかけようとホシノ君が公衆電話ボックスに入ると...そこには手配書が貼られていて、手配書にはホシノ君が双眼鏡で見た怪しい2組の男の一方の男の顔がありました。怪しい男はダイヤモンド・キックと呼ばれる人物で、本名は中嶋三郎、年齢は39歳。密輸犯人のようでした。

ホシノ君は科学特捜隊に電話をします。そしてダイアモンド・キックの事を話すけど...宝石密輸団の話は110番だと言われて相手にされませんでした。ホシノ君はチロの見た怪獣の話はしなかったみたい...。

ホシノ君達3人が港で会ったカカオ船の船員のおじさんに怪獣の話をすると、おじさんは怪獣の事を知っているようでした。その怪獣は南米に住んでいる「ゲスラ」と言うトカゲの一種。カカオの身が好きで、カカオの実に集る害虫も退治する良いトカゲのようです。ゲスラはチョコレートの原料を守っていて、チョコレートを食べられるのはゲスラのお陰だと言っていました...ちょっと大袈裟な気がするけど...。

南米に住んでいるゲスラが東京湾にいる事については、船で運ばれて来るカカオの中にゲスラの卵が紛れ込んでいたのでは...とカカオ船の船員のおじさんは推測していました。

ゲスラ出現

ホシノ君達とカカオの船員のおじさんが話していると海の中からゲスラが姿を見せます。そしてゲスラは港に入っていた船を壊して沈め、再び海中へと姿を消していました。

ホシノ君達は双眼鏡を覗いていた時に見たカカオの実を荷揚げしていた場所に向かい、カカオの実が納められている倉庫の中に入ります。ゲスラは大きくて倉庫の中には入れないけどゲスラの赤ちゃんはいるかも知れないと思ったようでした。

カカオの実が置かれいる倉庫では指名手配犯のダイヤモンド・キックと部下の2人がコロンビア丸の積荷だったカカオビーンズの袋を切り裂いていました。コロンビア丸に積み込んだカカオビーンズの袋の中に密輸ダイヤモンドを隠してあったみたい...何も知らずに倉庫に入って来たホシノ君達はダイヤモンド・キック達に捕まっていました...。

ゲスラ対策

ゲスラ出現の情報を受けて発進した科学特捜隊は港に到着。

東京湾に入ってる次のカカオ船が港に向かっているらしく、このままではカカオ船がゲスラに襲われる可能性があると言う事で、科学特捜隊はカカオの実を海にばら撒きその間にカカオを荷揚げする作戦を立てます。

そして海にばら撒くためにカカオの実の置いてある倉庫に向かうと...そこには引き裂かれたカカオ袋あって...カカオの実が散乱していました。切り裂かれたカカオの袋の中には偽物っぽいダイアモンドが入っていて...ダイヤモンド・キックの探していたものみたいです。

床に広がるカカオの実の上にはチロと書かれた靴が転がっていました。チロはホシノ君の友達としてちゃんと認識されているみたい。

ゲスラ再出現

科学特捜隊がカカオばら撒き作戦に移る前に港には再びゲスラが出現。科学特捜隊の前で船舶を襲うけど、科学特捜隊達は何も出来ずにただ船が沈むのを見ているけでした...。

その後、科学特捜隊はハヤタ隊員、アキコ隊員、アラシ隊員はビートルで上空をパトロールしてゲスラを発見。地上ではムラマツキャップ、イデ隊員がカカオ船のおじさんからゲスラの事を聞いていました。カカオ船のおじさんの話によると、ゲスラの弱点は頭の触覚で、それを取ると死んでしまうみたい。あと、肺には人間が瞬間で死んでしまう猛毒があるそうです。ムラマツキャップの下にはビートルからゲスラ発見の報告と攻撃の許可を求める通信が入るけど、ゲスラは必要以上の音や刺激で凶暴になるらしく攻撃を止めていました。

ゲスラはナカシオ桟橋方面に向けて前進。倉庫に沢山のビーンズがあるのを察知したみたいでした。科学特捜隊は合流してパトカーを借りてゲスラの向かった先へと向かいます。

ホシノ君達の脱出

ホシノ君たちは捕らえられていたダイアモンドキックのアジトから知恵を振り絞って脱出しようと試みていたけど、脱出中にダイヤモンドキックに発見されます。そして捕まりそうになるけど...アジトの近くまでやって来たゲスラにダイアモンドキック達が気を取られている間に脱出を成功させていました。

ゲスラは上陸して港の建物を破壊し始めます。ダイアモンド・キックのアジトから脱出したホシノ君達は近くに来ていた科学特捜隊に無事保護されていました。

ハヤタ隊員はアジトの中にいるダイアモンド・キックの下に向かうけど、ゲスラがアジトの建物を襲ったため...瓦礫の下敷きに...。科学特捜隊はハヤタ隊員の窮地にスパイダーや光線銃を使ってゲスラを攻撃するけど、効果なく、後退を余儀なくされていました。

ウルトラマン対海獣ゲスラ

瓦礫の下になっていたハヤタ隊員はウルトラマンに変身。ゲスラに追われて踏み潰されそうになっていた科学特捜隊の乗るパトカーを助けていました。

そしてウルトラマンはゲスラと格闘を開始。水中格闘戦の末にゲスラの触覚を掴んで引き千切り、触覚を失ったゲスラは海の底に沈んで行きました...。ウルトラマン(ハヤタ隊員)はゲスラの弱点を知っていたみたいですね...。ゲスラを倒したウルトラマンは空へと飛んで行きました。今回はスペシウムは使わなかったみたいです。

ウルトラマンが去った後、ハヤタ隊員はダイアモンドキックとその部下を捕まえてみんなの下へと帰って来ます。ハヤタ隊員は2人を助け出している内にウルトラマンの活躍を見損なったととぼけていました。

ホシノ・イサム

ホシノ君は未来の科学特捜隊を夢見る少年らしいです。

海獣ゲスラ

外見は魚に手足が生えたような姿をしています。本来は南米に住んでいる小さなトカゲの一種です。カカオが大好きなようです。

ゲスラは大きな音や刺激を受けると凶暴になり、ジャガーにさえ向かって行って倒すらしいけど、カカオの実を十分に与えておけば大人しい性質のようです。

カカオ船の船員のおじさんの話によると、南米に住んでいるゲスラが東京湾にやって来たのは船で運ばれて来るカカオの中にゲスラの卵が紛れ込んでいたからではないかとの事でした。

ハヤタ隊員とアキコ隊員の話からすると小さなトカゲであるゲスラ巨大化したのは東京湾の水が原因のようです。東京湾の水には廃液などを捨てた事により色々なものが含まれ過ぎていて、その影響によって巨大化したと...。

東京湾で続発する船の沈没

過去二ヶ月に東京湾で沈没した船は4隻。原因は不明みたいだったけど、話の流れから言ってゲスラの仕業のようです。

20メートルのサメ

横浜で20メートルのサメが傷だらけで浮かんでたと言うニュースがありました。ハヤタ隊員はどうしてそのサメが20メートルにも成長したのか、そのサメに傷を負わせたのは何者なのかを気にしていたけど、サメが20メートルにも成長したのはゲスラが巨大化したのと同じ理由で、サメに傷を負わせたのはゲスラなのではないかと思われます...推測です。

スーパーガン

スーパーガンは水中では威力が半減するみたいです。

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