ドメル将軍

ドメル将軍

ドメル将軍(声優:小林修)。「宇宙の狼」と呼ばれるガミラスの名将。銀河方面司令官。その前はマゼラン星雲方面司令官だったようです。高い科学力を誇るガミラスの人間にしてはタイプライターで文章を打つと言うレトロ好きの面があります。

ドメル将軍はルビー戦線からの凱旋後、デスラー総統にヤマト討伐を志願し、銀河方面司令官としてバラン星のガミラス前線基地に入ります。その後のヤマトとの戦闘ではヤマトを後一歩のところまで追い詰めるけど...撃沈には至らず、最後は七色星団の決戦の中で搭乗艦をヤマト艦底に着けて自爆を敢行...その命を落としていました。

ドメル将軍がヤマトを沈めても可笑しくない場面は3度ありました。

1つ目は四次元空間での戦闘です。四次元空間での戦闘ではヤマト側にイスカンダル星からのスターシア(スターシャ)による手助けが無ければドメル艦隊がヤマトを沈めていた可能性は高いと思われます。

2つ目はバラン星での人工太陽作戦。バラン星での人工太陽作戦ではバラン前線基地を囮に使う事をデスラー総統に反対されて失敗したけど、ドメル将軍の作戦内容をゲール副指令がデスラーに密告しなければすんなりとヤマトを沈めていたと思います。

3つ目は七色星団での決戦です。七色星団での決戦では瞬間物質移送器による奇襲攻撃からヤマトの波動砲発射口へのドリルミサイルの撃ち込みを成功させた後、ドメル将軍はなぜかヤマト前方にドメル艦隊を密集させてドリルミサイルの爆発を待ってヤマトを静観してたけど、この時、艦隊を普通にもう少し距離を空けて展開させておけばヤマトの波動砲発射口から逆回転して排出されたドリルミサイルによって第1空母、第2空母、第3空母、戦闘空母の4隻が一辺に沈んでしまうような事も無く、ドリルミサイルを排出した後の傷だらけのヤマトを艦隊の力で沈める事は簡単だったと思います。それまでの作戦が全て上手く行き過ぎていたせいで油断したのかな...慎重さを欠いていたように見えました。

ドメル将軍は一応は有能なようだけど、対ヤマトに関しては肝心なところで何らかの要素が少し足りない人みたいです...残念ですね。

ドメル将軍はアナライザーによる翻訳無しでも地球人と話す事が出来るようでした。でも、ドメル将軍の場合は直接ではなくモニターを通して話していたから...もしかすると機械を通した時に翻訳されていた可能性もあるかも...。

ドメル将軍が登場したのは第13話、第15話、第17話~第22話、劇場版I。

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