デスラー総統

デスラー総統

デスラー総統(声優:伊武雅之)。ガミラス星の支配者。

どう言う仕組みや決まり、あるいはどう言う歴史があってデスラーがガミラスの頂点に立っているのかは分からないけど、見ている限りでは、大統領や総理大臣と言った感じではなく、誰も逆らう事の許されない絶対的な権力を持った独裁者のようです。

デスラー総統は登場した当初は茶色っぽい肌の色と茶色の髪だったけど、途中からは青い肌と黄色い髪に変わっていました。いつの間に変わったんだと言う人に対しての回答なのか、第11話では青い肌に変わって行く様子が描かれています...。

デスラー総統はヤマトとの本土決戦に敗れた際に崩れ落ちる建物の中で瓦礫の下敷きになって死亡したかと思われていたけど、上手く脱出して生き延びてきました。その後、イスカンダルで放射能除去装置(コスモクリーナーD)を手に入れて地球へと帰るヤマトの後をデスラー砲で追いかけて報復を試みるけど...ヤマトを沈めるどころか返り討ちに合ってしまい...沈むデスラー砲と運命を共にしていました...。

圧倒的な戦力と科学力を持っていたガミラスがヤマト一隻に滅ぼされてしまった最大の原因はデスラー総統の驕りにあったと思います。デスラー総統は終始ヤマトの事を見括っていて、自分達が追い詰められるまで本気でヤマトの相手をする事はありませんでした。そしてヤマトがガミラス星に近づいて来る中で本気にならざるを得なくなった時には本土決戦と言う(好んで選択するような作戦ではない)作戦を選び...その「運命を懸けた本土決戦」でも敗北...。デスラー総統の無能ぶりは(機動戦士ガンダムの)ガルマ・ザビやコンスコンに並ぶものに見えました...。相手を見括らずに叩ける時に叩いておけばガミラスがヤマトに敗れる事はなかったと思うけど...デスラー総統は勝負どころを見極める事の出来ない人間のようです...策士を気取っていた割には...。自分の無能さに気が付かずに有能だと思い込んでいる姿は非常に滑稽に映りました...。

デスラー総統はアナライザーによる翻訳無しでも地球人(古代進)と話す事が出来るようでした。

デスラー総統の声優さん「伊武雅之」は第5話と第6話のエンディングではナレーターのところに名前がありました。あと、第19話のエンディングでは地球防衛司令官のところに名前がありました。

デスラー総統が登場したのは第2話、第4話.第7話~第13話、第20話~第21話、第23話~第24話、第26話。第20話はモニターの向こうでの登場。第3話は声とデスラー総統の顔のレリーフのみの登場、第5話、第6話はデスラー総統の顔のレリーフは登場したけど喋りませんでした。

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